TCP/IP&ネットワークコマンド入門

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クローンの作成(Part 2)

2.7「異なるネットワークとの通信を試してみよう」では、テスト環境をもう1台追加して、経路情報を定義することで異なるネットワークとの通信を試します。

まず、1台目の仮想マシンに新しいネットワーク用のネットワークデバイスを追加してから複製し、複製した仮想マシンから古い方のネットワークデバイスを削除します。

1台目の仮想マシンにネットワークデバイスを追加する

1台目の仮想マシンにネットワークデバイスを追加します。 設定変更に先立ちシャットダウンしておいてください。

1台目の仮想マシンを選択して右上の設定をクリック

「+」で「ネットワーク」を選択

ネットワークが追加されるのでクリックして詳細設定を表示

ゲストネットワークを設定して「保存」をクリック

ここでは以下を設定しています。これまで使用してきたネットワークとは異なるネットワークアドレスであれば値は任意です。

設定例: ゲストネットワーク: 10.0.3.0/24 DHCP割り当て開始アドレス: 10.0.3.15 DHCP割り当て終了アドレス: 10.0.3.254

1台目の仮想マシンを複製する

1台目の仮想マシンを選択して複製します。

仮想マシンを選択して複製をクリック

「すべて複製しますか?」の確認メッセージが出るので「はい」で複製

新しい仮想マシン(3台目の仮想マシン)の設定

ネットワークの設定

3台目の仮想マシンから10.0.2.0/24のネットワークを削除し、10.0.3.0/24のMACアドレスを変更します。

複製した仮想マシンを選択して設定をクリック

名前を適宜変更する(ここではUbuntu 3)

1つめのネットワーク(10.0.2.0/24)を削除

(削除できた)

「ネットワーク」で「ランダム」をクリックしてMACアドレスを変更

ホスト名の変更

3台目の仮想マシンのホスト名(コンピューターの名前)を変更します。仮想マシンを起動して以下のコマンドを実行してください。ここでは、ubuntu3という名前にしています。

sudo hostnamectl set-hostname ubuntu3

なお、プロンプト(本文参照)は端末を開き直すことで反映されます。

※実行画面はPart 1参照


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